先日TOTOの技術センターに行く機会があり、便器の細かいお話を伺ってきたので、今日はとってもピンポイントに便器のお話を書いてみたいと思います。国産の便器でメジャーなのはTOTOとリクシルなのでその違いというか、ごめんなさい今日はTOTOと贔屓なお話になってしまうかもしれません。
なんだかずっと、宿泊レポが続いてきてかっちょ良さげなインテリアばかりになってしまっているのですが、私は結構生活に密着した地味な感じが好きです(最初の自己紹介記事はこちら;はじめまして、まずはちょっと自己紹介 - simple life with me)。私が空間の仕事をしていて大切にしたいなと思っているのは何よりも素材と気持ち良さ。ちょっとずつピンポイントなお話もしたいと思います。
ちょっと前の情報みたいですが、比較サイトは他にもあるので、以下サイト等ご参照いただくとして、私の技術センターでの学びをご紹介します。
なぜ私がTOTO派なのか。の話になってしまうかもしれないです。
- 見ため
- どこまで陶器で出来ているのか
- ウォシュレットの水流 ワンダーウェーブ洗浄
1.見ため
これは完全に好みの話だと思うのですが、上の写真がTOTOの便器です。蓋が全部白いところ、がいいんです。実は今までリクシルの便器のサティスは受信部の黒いのがあったり、蓋の切れ目があったりでそこがなければな、と個人的に思っていました。すごい細い気になるですが、そういうところが気になっていました。
2.どこまで陶器か
私の聞き取りながらメモで恐縮ですが、ちょっと見ていただけると嬉しいです。違いは水が流れてくるところの素材でした。中は陶器と書いているTOTOは陶器につるつるの釉薬、リクシルは釉薬はなくザラザラの中に黒いホースのようなものでした。劣化するかしないかが違うかなと思いました。
プラス、水が出てくる場所も違います。水に勢いがついて欲しいところ(がっと流して欲しいところ)をイメージすると違いがあります。リクシルは、そこで勢いを出すためにかなりの勢いで出てきている印象でした。
3.ウォシュレットの水流
これは技術センターにマネキンに水流を当てるというかなりシュールなコーナーがあるのですが(わたし的には一番わかりやすく面白いコーナーだと思う)、そこでの説明を聞いて納得。
実は以前主人がTOTOの便器の玉で出てくるウォシュレットがいいと言っていたのですが、なるほどーーーと納得。以下の動画がまさになので、ご覧ください。
大きな粒と大きな粒の間に小さな粒です。で、この大きいのがお尻に辿りつく時に小さい玉たちがつくように計画されているそうです。面白いです。
ネオレストのこだわりっぷりについてはこのサイトがとってもわかりやすいです。
上記3つが特に私がお勧めしたい理由なのですが、他に比較ポイントはいくつか。日進月歩でその時々なので最新の比較をしてみていただきたいのですが、以下は見比べポイントです。
- 大きさ。最近はリクシルの方が少し短いのでタイトな空間ではリクシルをお勧めすることもあります。でも時の経過で変わってくる。数センチのせめぎ合いより、何かをなくしてでもおおらかな空間にして欲しいというのが本音です。
- お掃除の時のしやすさ。便座が上がるかとか、つなぎ目とか、コーティングとか、日々進化しているのでその時求めるものを見極めてください。
- 節水能力
- リモコンはスティックリモコンが断然かっこいい。リクシルだと英語のみ表記も選べたり、逆に機種によってはスティックリモコンが選べないものなどもあるのでリモコンまで確認しましょう。確か、リクシルブラックが出るとか。。。
- おまけの機能 暖房とか音楽とかアロマとかいろいろあります。
と、いうわけで、我が家のトイレはTOTOのネオレストになるといいね!と、思ってます。そういえば新しく北九州にできたミュージアム(TOTOミュージアム | TOTO)行きたいな。