kitispace 固定概念にとらわれない居心地の良い空間の作り方

不動産と建築に携わるインテリアコーディネーターの考え方を綴ります

スポンサーリンク

住宅のシンプルな思考が見つかった 日本の家 1945以降の建築と暮らしの展示

f:id:kitispace:20171012075128j:image

昨日はこの夏の行きたいところリストとして、ずーーっと、カレンダーにかかれていた、家展へ。わたしが勝手に日本の家展とインプットしていただけで、家展とか言う言葉は公式にはないみたい。笑

10月いっぱい、というか、29日で終わっちゃうから行かなきゃーとおもって、いってきました。

 

 

日本の家 1945年以降の建築と暮らし | 東京国立近代美術館

 

東京駅から、皇居の周りを歩いて行きました。気持ちよかったぁ。

 

解説も図面も模型もかなり充実していて、見応えのある展示でした。

 

そんな中でも特に気に入ったところをご紹介します。

f:id:kitispace:20171012075530j:image

篠原一男さん。

民家は正確には建築ではなく自然の一部だとわたしは思う。

住宅は美しくなければいけない、空間には響がなければいけないとわたしは考えている。

というあたり。

問題の克服のために、響をなくした空間は、なんだか寂しいとわたしも思う。使いにくいとかはダメだけれど、求めすぎて、複雑にして、美しさもシンプルさも失って、雑多なことで疲れるような暮らしの空間は、あまり好きではありません。

 

住宅論 (SD選書 49)

住宅論 (SD選書 49)

 
篠原一男住宅図面

篠原一男住宅図面

 

 

f:id:kitispace:20171012080306j:image

 

今回の展示全体が、アイデア、便利、機能という感じではなく、設計側の意図と、住まい手の暮らしを見つめた結果と、時代の変遷て感じだったので、シンプルだけれど、素敵な空間、住まい手に寄り添うような空間が浮かぶ展示でした。

 

キッチンは火と水があればいい、洗面は水があればいいっていうシンプルな考え方 - simple life with me

わたしもシンプルだけど、楽しく気持ちいい空間が好きだな。

スポンサーリンク