kitispace 固定概念にとらわれない居心地の良い空間の作り方

不動産と建築に携わるインテリアコーディネーターの考え方を綴ります

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別荘、家、小屋、中村好文さん皆川明さんのこと

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昨日はトークセミナーを聞きに行きました。ファンが多いおふたりのセミナーだったので、近い日程になった時には、申し込みは締め切られていたみたいです。

中村好文・皆川明 ― 集いと円いを語る ―|セミナー一覧|イベントを楽しむ・セミナーで学ぶ|LIVING DESIGN CENTER OZONE

 

 

中村好文 普通の住宅、普通の別荘

中村好文 普通の住宅、普通の別荘

 

 

中村好文さんは、書籍も好きですが、ご本人のお話を聞いたことがなくて、どんな方なのかなぁと楽しみにしていました。

皆川明さんは、ミナペルホネン。ミナペルホネンは以前お客さんが好きだーーーといっておしえていただいたときから、しっかりインプットされています。

 

こだわりやさんかなぁ、硬い方かなぁとおもっていましたが、ぜーんぜん。とても楽しいトークでした。おふたりの仲がいいというのが大きいかもしれないけど、本当に、あたたかくなれる、ニコリと笑えるお話でした。

でも、もちろんプロだから、普段から考え続けていることの断片を聞くと、おもしろい、楽しい。おふたりにわたしのことも考えて見て欲しいな、どんな空間、どんな洋服、どんな家具を考えてくれるんだろうなんて妄想しつつお話をききました。

 

 

中村好文 集いの建築、円いの空間

中村好文 集いの建築、円いの空間

 

 実際に、吉村順三先生の設計の別荘を、皆川さんとこの保養所として、生まれ変わらせる、プロセスや、その意図、遊び心が解説してもらえて、とてもあたたかい気持ちになりました。

 

中村さんは大切にされることは、触感だとお話しされていました。例えば、手すり。50万?高い!でも毎日触って幸せになれたら1日あたりいくら?テーブル100万!たかい?でも毎日満足な気持ちで楽しい食卓を囲めたら、30年で考えたら100円だよ、1日に。ジュースより安い。もっと、テーブル高くしようかなー。なんてお話をされていました。

わたしも、素材や居心地を大切にしたいところがあるので、すごく共感できました。

 

 

食う寝る遊ぶ 小屋暮らし

食う寝る遊ぶ 小屋暮らし

 
建築家―中村好文―と建てた「小さな家」

建築家―中村好文―と建てた「小さな家」

 

 また、中村さんの本も読み直したい気持ちになりました。

 

月末には皆川さんのお話を聞く機会がもう一度あるので、そちらも楽しみです。

 

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