kitispace 固定概念にとらわれない居心地の良い空間の作り方

不動産と建築に携わるインテリアコーディネーターの考え方を綴ります

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建築家と建てたけど見積もり調整せずにすんなりだったこと

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これもきちんと書こうと思いつつ、日々は過ぎてしまうので、ちょこちょこ書いてみます。

うちは自称1000万円台の家です。どこまでを含めていいかにもよりますが、設計料は除く、です。

建築家の方とやる場合、だいたい決まってから見積もり、みたいなのが多いので、せっかく決めたのにーていう展開になりがちですが、なんと、なりませんでした。ハウスメーカーでも工務店でもそうですよね。

見積でてくるまではどうかなーと、不安でしたが。

 

 

なんですんなり行ったのか。まずは建築家の方とわたしに、価格感があったところ。それを気にしながらの計画だったので、見積もりする側にも、あ、抑えたいんだなって言うのが伝わったのだと思います。

 

とにかくシンプル、にしました。

でも実はアレやりたかったのになーていうのはないんです。どっちかと言うと、高かったらミーレ諦めよう、キッチン既製品にしよう、お風呂システムバスにしないと、グローエも諦めよう、とか、窓サイズ特注諦めようとか、ほんのり考えていたのですが、大丈夫でした。むしろ安心して、断熱材をセルロースに変えました。笑

 

まずは窓でしょうか。

メインの掃き出しと和室以外は光と空気が流れればいいと言う考えで計画。高さ300の引き違いがだいたい入ってます。開け閉め楽チンな引き違いが好きです。レバークルクルは大変そうなのとレバーの雰囲気があまり好きではないので。

スリット窓からの光が嬉しい - simple life with me

絞られた開口から広がる光と、綺麗な壁面は美しいですよ。

web内覧会 主寝室はとってもすっきり和室 - simple life with me

 

あと、家具の造作はキッチン本体以外はなしです。既製品、もしくは、自分で買った家具を置く。あとは、可動棚をつけてもらう。のみ。まず、小さい家なので、つくり付けて自由度が失われるのは嫌だったし、誰が作るかわからない家具は不安でした。見積もり見てから工務店を決めるし、工務店の付き合いのある家具屋さんがどんなのが得意なのかもわからないから。作ってもらったキッチンも、誰が作っても同じになるようなシンプルな、構成。

キッチンは火と水があればいい、洗面は水があればいいっていうシンプルな考え方 - simple life with me

洗面台のところも既製品。

web内覧会 洗面台はないけれど、ここが洗面所 - simple life with me

 

他にも、内部の建具扉は少ない、玄関ドアない、とか。笑

そうだ玄関の話を書いてない。

書きました。

実はうち、玄関がありません - simple life with me

まぁいろいろあります。

細かい金額と全体の間取りはまだ非公開です。

あ、大事なことを忘れていました。小さい家だからと言うのも大前提。

 

でも素材は大切にしています。シート物や、ビニルクロスはありません。壁面天井は塗装だし、床もユニだけど無垢。バスタブも鋳物ホーローです。

お風呂掃除していてバスタブの素材の違いを感じた - simple life with me

素材感、質感、居心地、きもちい - simple life with me

棚板とかもポリとかではなく、合板をそのままです。なんとなくシートやテープやビニールはピラピラしてきそうであまり好きではありません。

 

窓は少ないとは行っても、わたしの大切にしたい気持ちいい、はとても大切にしました。普段も仕事でも大切に思っています。わたし、気持ちいいを考えるの、得意かもしれない!とすら思ってしまいます。

 

長くなってしまったので、お金のことも、また書きます。減額調整、仕様調整、ご相談に乗ります。笑

と言うか、優先順位はあったほうがいいけど、どちらかと言うと、目標額に向けて、設計さんとかに減額提案してもらったほうがいいと思いますと。仕事でもよくやるんですが、お客様が考えると、もったいない削り方になることも多くて。

 

ところで今朝の関東の暴風雨、あれは一体。

桜ちったよね、いい加減。

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来年も楽しみ。

 

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